午前1時28分

今日を最高に生きていこう

年が明けた朝に元嵐担が思うこと

 

2016年末、1つのブログが話題になりました。ご存知の方もいると思います。嵐に関する例のブログです。

私はずっと例のブログについて意見を述べることをしませんでした。なぜなら嵐に対して同じように憤りを感じ、同じようなブログを書いたことがあったからです。どのように意見を述べたら良いか迷った挙句、何も言いませんでした。

私が過去に書いたブログは嵐から一旦距離を置くことを報告する内容ではありましたが、言っていることは例のブログと大差ないのではないかと自分では感じています。よく炎上しなかったなと思います。(ほんのちょっとしたけど)

あの頃は、突然出会ったキンキが魅力的すぎて理想的すぎて嵐の悪いところばかりが目に入っていました。でもそれは、私の価値観が変わっただけで嵐は何も悪くなくて、嵐のせいにして自分を正当化させて、キンキを比較対象にして、最低だったと今はそう感じています。ですが、嵐と嵐ファンの輪の中にいることが苦しくて輪の外に出て遠くから嵐を見ることを決意したあの頃の自分の選択は間違っていなかったとも思っています。あのまま輪の中にいたら私はきっと酷いアンチと化していました。今の私にはお茶の間ファンでいることが1番良かったというか、変に憤りを感じることなく楽に嵐を見ることができるのだと思います。

 

長々とあの頃の自分を語ってしまいましたが、私が今日このブログを書こうと思い立ったのは昨日の紅白の大トリで歌う嵐を見て今の嵐は私が嵐を好きになった時と何ら変わっていないと思い知らされたからです。

相葉さんが涙し、他の4人が目に見える形ではないけれども相葉さんを支えようとしていた姿は私の大好きな嵐でした。ここからは私の憶測でしかないですが、相葉さんは紅白の司会が決まってからずっと不安やプレッシャーと闘っていろんなものを背負ってきたんだろうなって。背負っていたものにはもしかしたら紅白の舞台に立っていなかった先輩のこともあったかもしれなくて。それでも、本番では緊張はしていたけれどそんなことを微塵も感じさせずに司会をしていて。そして嵐として歌う時、初っ端から相葉さんは泣きそうな顔をしていて、でも懸命に涙を堪らえようとしていて。でもやっぱり堪えきれなくて。そんな相葉さんを見ていたら涙が止まらなくなりました。涙する相葉さんを見て優しく微笑む4人を見て余計泣きました。私が純粋に嵐を好きだった頃のままの嵐が今そこにいると感じました。紅白という大舞台で大トリを務め上げた嵐はとてもとてもかっこよかったです。「相葉さんが優勝旗を持つ姿を見たかった。優勝旗を持つ相葉さんを見て喜ぶ4人が見たかった。」結果発表からほぼ半日経った今でも駄々をこねるように言っています。

正直に言うと、嵐の悪いところが目に入ってしまう癖が根付いてしまっていて未だに抜け切れません。でも、昨日の紅白を見て今までの自分が恥ずかしいと思いました。無駄に粗探しをしたり他と比べたりするのはもうやめよう、そんな自分は嫌だと。人生一度きりなのにそんなことに費やしている時間が勿体無いと。純粋に嵐を見て楽しい時間を過ごしたいと心から思います。早くそんな時間が過ごせるように努力します。

 

 

私は、好きだったアイドルの悪いところしか見えなくなることや、その結果嫌いになることって誰にでも起こりうることだと思うんです。だから、“嵐を嫌いになるルートまっしぐら”な状況になりかけた私は例のブログを書いた方のことを全否定することはできないです。(全肯定することもできませんが)

「私は絶対自担を嫌いになることはない」と思っている方もいると思いますが、人生に於いて『絶対』と断言できることってほとんど無いんですよ、悲しいけれど。ですが、逆に嫌いだった人を好きになる可能性だって大いにあるんです。激しく大きなお世話でしょうが、私は例のブログを書いた方がいつかまた純粋に嵐を好きになれる日が来ればいいなと思っています。そしてお前何様だよと思うでしょうが、その日が来たら嵐ファンの皆様には「おかえりなさーーーい!!!」と温かく迎え入れてほしいと願っています。

私もいつか嵐にガンガンお金を費やすオタクに舞い戻るかもしれません。その時は「あ、帰ってきたの。おかえりー」くらいでいいのでよろしくお願い致します。

 

2016年は『人生は何が起こるか分からない』と改めて痛感する年でした。だからこそ、2017年はより一層、大好きな人達の『今』を全力で大好きでいたいと思います。

このブログを読んでくださった皆様と、ジャニーズ事務所に所属する全タレント並びにそのファンの方々にとってより良い1年になりますように。

世界中が幸せになれーーーー!!!!

 

 

余談:KinKi Kidsは今年“こそ”20周年です!!!よろしくお願い致します!!!!(深々と頭を下げながら)