午前1時28分

今日を最高に生きていこう

全てはたっつんパパから始まった

 

どうも、私です。

 
私は今、また新たなジャニーズグループに落ちそうになっています。MajiでOchiる5秒前です。そのグループとは、今話題の(はず)ジャニーズJr.のアラサー4人組ふぉ〜ゆ〜です。また、そのメンバーである辰巳雄大です。
 
 
 
私はこれまでJr.に興味を持ったことがほとんどありませんでした。嵐だけを追いかけてた時代は「嵐が1番!Jr.?よく知らないし所詮Jr.でしょ」と嘲笑っていたようなヲタクの風上にも置けないやつでした。あの頃の嵐一筋で痛々しかった自分をぶん殴りたい気持ちを抑えながら今この記事を書いてます。
 
 
 
そんな私がふぉ〜ゆ〜を初めて認識したのは去年のFNS歌謡祭、キンキのバックで踊っていた時です。外部のダンサーのようなキレッキレなダンスをかましてる彼らがJr.だと知った時の衝撃はなかなかのものでした。“え、彼らJr.なの?しかもアラサー?まじで?でも超かっこいいじゃん、もうプロのダンサーじゃん!ふぉ〜ゆ〜ってグループなの?覚えとこ!!”という印象で、デビュー組の後ろで踊り、単なる引き立て役でしかないと思っていたJr.のイメージを覆されました。キンキに負けず劣らずかっこよかったのです、ふぉ〜ゆ〜は。これまでJr.を視界に入れることのなかった私が初めてJr.を視界に入れた瞬間でした。
この時にはMコンに行くことが決定しており、ふぉ〜ゆ〜がキンキのバックにつくことも後に知ったのでコンサートで彼らのことも見られると楽しみにしていました。
 
 
 
そして、Mコン12月30日公演のMCでのふぉ〜ゆ〜のそれぞれの印象がこちらになります。
 

・辰巳=あーイケメンだなー、ちょっと亀梨さんに似てるなー

・松崎=覚えやすい顔立ちしてる!
・越岡=印象に残りにくい顔立ちしてるな…(申し訳ない)
・福田=え、首痛めちゃったの?大丈夫?
 
以上のことから分かるように、福ちゃんだけ“コンサート本番に首を痛めてしまった人”という他のメンバーとは違う印象が残ってしまったのです。
MC後も双眼鏡越しに見ていたのはふぉ〜ゆ〜の中で福ちゃんだけでした。今でも覚えています、硝子の少年の時にキンキの後ろで踊る福ちゃんを観察しながら“あ、ほんとだ。首が動いていない。”と確認して首を動かせない福ちゃんの姿がちょっと可愛いなと思っていたことを。ついでに顔も1番好みだなと思っていたことも覚えています。
 
 
 
Mコンに行ってから私は確実に福田悠太推しでした。帝劇でSHOCKを観劇した時も、光一さんの次に多く双眼鏡で覗き込んでいたのは福ちゃんでした。ソリタリの時は「福ちゃん」なんて呼べたもんじゃないほどの凄まじい色気が全身から溢れていて「ふ、福田様……」とひれ伏したくなりました。正直に言います、ソリタリは光一さんより福ちゃんを見ていました。
 
最初に首を痛めてしまった人と強く印象付けられ、彼を見ているとなんだか憎めない愛らしい人だなぁと思い始め、そのうち「友達にしたいのも付き合いたいのも結婚したいのも福田悠太だから!!!」と思うようになりました。いわゆるリア恋ってやつです。
 
 
 
そこまで福田悠太を推していた私が何故辰巳雄大に落ちる寸前なのか。(タイトル見りゃ分かるんだけど、まだもうちょっと待って)
 
 
 
ふぉ〜ゆ〜が金曜レギュラーを務める東海地区のローカル情報番組『ゴゴスマ』。このゴゴスマが今年4月から関東地区でも放送されることになり、私は毎週金曜日のゴゴスマを録画して時間のある時に観ていました。ですが、私は7月頃からゴゴスマを録り溜めるようになりなかなか観ようとしませんでした。理由は“面倒くさい”と思ったから。理由だけ聞くと「何だお前、やる気あんのか!」と怒られそうですが、言い訳させてください。
私は今でこそふぉ〜ゆ〜にお熱ですが、この当時は“Jr.の中で1番推しているグループ”の意識でしかありませんでした。運が良ければ現場に行ってみたいな〜と思う程度。Jr.に手を出したら最後だとも思っていました。そして何より、私にとって1番の優先順位はKinKi Kidsです。キンキを1番に追いかけることが私の喜びだったのです。『ゴゴスマ』を観ることより『KinKi Kidsのブンブブーン』を観ることの方が大切だったわけです。
 
 
言い訳が長くなりましたが、そろそろ溜まっていたゴゴスマの録画を消化しようと観始めたのが8月中旬頃。「ふぉ〜ゆ〜一生懸命ロケやってるなー楽しそうだなー可愛いなーアラサーの持つ雰囲気いいなーかっこいいなー、やっぱふぉ〜ゆ〜ってリア恋枠だなーーー」なんて思いながら観ていたのですが、とある回で運命の歯車が動き出すだなんてこの時の私は思ってもいませんでした。(やっとタイトルの謎を解き明かすところまできました、お待たせ致しました。)
 
 
 
その運命の回となったのは7月31日の放送回。その日の日刊スマイル*1は辰松*2コンビで“キッザニア特集”でした。キッザニアは小学生以下の子どもが職業体験できるアミューズメント施設で成人男性の辰松は利用できないため、小学生の男の子と女の子が2人の代わりに職業体験をしにやってきたのですが、ここでついに歯車が動き出します。
 
「「パパ〜♡」」と言いながら駆け寄る子どもたち。その先に腕を広げて待つ男。駆け寄ってきた子ども2人を両腕でガシッと抱き留める男。「息子♡娘♡」と子どもたちの間で満面の笑みを浮かべる男。その男こそ辰巳雄大です。
 
この一瞬の光景を見ただけで“あ、この人子どもが大好きなんだ”とすぐ分かった。夜空ノムコウばりに心のやらかい場所を締め付けられた。不器用で空回りしながらも一生懸命に写真を撮るザキパパももちろん素敵だったのだけれど、圧倒的に子どもの扱い方が慣れていて本当の父親のような目で子どもたちを見るたっつんパパにはときめきしかなかった。
ですが、私はジャニーズの人間にパパ感を出されると弱いってだけで、たっつんパパもパパ感が強烈だったってだけで、ときめきを強く感じたジャニーズの中の1人という認識でしかなく、それ以上を超えることはないとこの時点では思ってました。たっつんパパには猛烈にときめいたけど、それでも福ちゃんが1番好きだったから。
 
 
 
様子がおかしくなってきたのは8月下旬。キンキのMコンのDVD・BRがリリースされた時です。初めて観に行ったキンキのコンサートでもあったので発売が待ち遠しくて、手元に届いてからすぐに観ました。何回も観ました。観れば観るほどこのコンサートに行けてよかったなぁと思いました。生で見るのとはまた違うかっこよさがあり、映像で観るMコンはそれはそれは綺麗で圧倒されました。そして、観れば観るほど目を奪われてしまう人がいました。そうです辰巳雄大です。
 
観ながらおかしいなと思ってました。ふぉ〜ゆ〜の中で福田悠太が1番好きなはずで、Blu-rayで観るのを1番楽しみにしていたのは福田悠太だったはずなのに、気が付いたら目で追っているのは辰巳雄大なんですから。
具体的に言うと、グッとくる場面が多かったんです、福ちゃんより辰巳さんの方が。ギラッギラな目で雄を最大限に放出して踊る辰巳さんとか、キラッキラな笑顔で客席を煽る辰巳さんとか、光一さんと絡んで踊りながら思わず笑っちゃう辰巳さんとか、MCで出木杉くんと呼ばれてもおかしくないくらいにできる辰巳さんとか。
 
脳内では軽くパニックが起きてました。
「あれ、私さっきから辰巳くんばっか見てない?いやいや、私が好きなの福ちゃんじゃん。でも辰巳くんがやたら目に入ってくるんだけど何で?……待てよ、これはまずい気がする。これまでの経験からするとこの先にあるのは確実に沼だ…!」
この時すでに最大警戒レベルまできていました。
 
 
 
ですが、体中が警報鳴らしていたのも虚しく、歯車の動くスピードは徐々に速くなっていきます。
ゴゴスマは毎週欠かさず観るようになりました。ぴたラジ*3を第1回目から聴き始めるようになりました(まだ現在まで辿り着いてません)。毎日ふぉ〜ゆ〜の動画を漁るようになりました。毎日ふぉ〜ゆ〜担のツイッターアカウントをストーキングするようになりました。毎日ふぉ〜ゆ〜のことを考えるようになりました。
すっかりふぉ〜ゆ〜の虜になってしまいました。
 
虜になるまでの間も私は辰巳雄大に何度もハートを盗まれました。足元ふらっふらでこっちが心配するくらい大爆笑する姿にその笑い声にキュンときて(爆笑の原因はマツ)、好きなおでんの具が一緒なことにやけに嬉しくなって(ちなみにちくわぶ)(そこかよ感)(でもちくわぶが好きって人あまりいないから…!)、歌って踊っている時はガンガンに攻めていて彼はアイドルになるべくしてなったと思わされるくらいエース級のアイドルでとびっきり可愛くてとびっきりかっこよくて。
きっとこんな風に、辰巳雄大という男はこれまで至る所でたくさんの女性のハートを盗んできたんでしょうね…罪だわ……ちょっと、銭形警部ちゃんと仕事してよ!
 
 
 
 
ここまで聞くともう既に落ちてるじゃん、と思われる方がいるでしょう。私も客観視して“これはもう落ちてるな”と思います。ですが、まだ「落ちた」と言いたくない理由があるんです。
私は運の良いことに、12月に行われるふぉ〜ゆ〜2度目の主演舞台『REPAIR〜アナタの人生、修理(リペア)しませんか?〜』のチケットが当たりましてシアタークリエ公演を観に行けることになっています。私はその公演を観劇した後に「ふぉ〜ゆ〜に落ちたーーーー!!!!」と叫びたいんです。2ヶ月SHOCKの地方公演をこなしてきた辰松とその地方公演を観劇した福越*4がお互いに刺激を与え合い、そして今稽古真っ最中なふぉ〜ゆ〜が魅せてくれる2度目の主演舞台をこの目で観てから声高らかに落ちたと宣言したいんです。ちょー面倒くさいヲタクだなコイツ、と思ってるでしょ?自分が1番面倒くさいと思ってるから何も言わないで。
自分でもなんでこんなことにこだわっているのかよく分かりません。でもそう決めてしまったからにはリペアまで落ちたとは言いたくないんです。ほんとめんどくせえ自分。
皆様にはその日まで温かい目で見守っていていただけると嬉しいです、はい。
 
 
 
 
クリスマスよりリペアの方が何百倍も楽しみだし座席もなかなかの良席で今からワクワクそわそわしている私ではありますが、最後に言いたいことが一つ。
 
 
私はヲタク気質なので何かに嵌るととことん嵌ります(ジャニヲタは大体の人がそうだとは思いますが)。ですが、私の場合いきなり嵌ることがありません。何かに嵌る前に必ずと言ってもいいほどその前触れというか予兆のような出来事があります。嵐やV6はシングル曲を好きになりよく聴いていた時期があったり、キンキは過去のブログでも語ったように金田一と空前のつよしブームがあったり。
今回、ふぉ〜ゆ〜にここまで心奪われてしまった原因は確実に辰巳雄大にあります。どうしてこんなに好きになってしまったのかなぁ、なんて考えていた時に思い出したんです。過去に辰巳雄大の言葉で感動したことを。
 
 
それは、MコンMCでの出来事です。私が行った30日のMCは何と言っても肋骨ミュージック*5の印象が強烈で、あの会場にいた全員の記憶に強烈に残っていると言っても過言ではないと思います。光一さんがアレンジを考え、健さん率いるバンドとつよしさんが演奏する壮大なバックミュージックの中で歌うふぉ〜ゆ〜はとてもイキイキしていてめちゃくちゃにかっこよかったし、キンキもそれはそれは楽しげだったし、客席にいたこちらもそれはそれは楽しませていただいた良い時間でした。
そして、散々肋骨ミュージックをやってふぉ〜ゆ〜が捌ける時、それぞれが「ありがとうございました〜!」と言う中で最後に辰巳雄大が「貴重なお時間ありがとうございました!本当にすいませんでした、ありがとうございました!(ニュアンス)」と客席に向けて言いました。
 
この言葉を聞いて“うわっ、すげえ…”と思ったんです、私。うまく言えないけど心臓がざわついたというか震えたというか。あの時のふぉ〜ゆ〜は、自作の(いい意味で)おふざけソングが先輩のおかげでなんだかとてもかっこいい曲になって、それを東京ドームで5万5千人の前で歌えて嬉しかっただろうし、舞い上がってちょっとくらい周りが見えなくなってもおかしくないと思うんです。だけど、そんな人は誰1人としていなくてふぉ〜ゆ〜は素敵な人たちの集まりだと思いました。その中でも「1つだけいいですか?」とわざわざ前置きしてまで謝罪のような感謝のようないろいろな気持ちが込められた言葉を言った辰巳は特別に素敵な人だと思いました。“この言葉をこのタイミングで言えるなんて、きっといつもこういう心配りを当たり前のようにしている人なんだろうなぁ”と辰巳の顔と名前も一致していなかったあの時の私はそう思いました。今考えると気にしいな性格から出た言葉で心配りとは少し違うのかもしれませんが、それでも客席にいたキンキファンに向けて言ったあの言葉に私がひどく心打たれたことには変わらないわけで…
 
 
タイトルにたっつんパパから始まったと書きましたが、本当はこのMコンでの辰巳の言葉から始まっていたのだなぁと思います。強引な後付けかな?と少し思うけれど、あの時辰巳が念を押すように貴重なお時間を…と言わなかったら、普通に捌けていたとしたら、ふぉ〜ゆ〜の魅力に気付くことがなかったかもしれない。Jr.の中で1番推しているグループという括りを越えることはなかったかもしれない。本気で売れてほしいと思うほど好きにはならなかったかもしれない。だから少しくらい強引に自分の都合の良いように考えてもいいでしょ!(開き直り)
 
人生ってちょっとした出会いやタイミングだけで思わぬ方向に転がっていくよなぁ、なんてしみじみ思います。まさか自分がJr.に、しかもアラサーのJr.に諭吉を差し出すことになるなんて1年前は思ってもみなかったよ!!今はふぉ〜ゆ〜と仲良いJr.の大体の顔と名前一致してるよ!!ぜいとかすのとかトラジャとかその他諸々!!何ならみんなまとめて売れろって思ってるよ!!ジャニーズってほんっっっとコワイ!!!!
 
 
 
 
最後に言いたいことが思ったより長くなってしまって大変申し訳ありませんでした……でもどうしても辰巳さんの話がしたかったのです、お許しを。リペア観劇後にやる気があったらまたブログを書くやもしれません。気長にお待ちくださいませ。
 
 
 
それにしたって、心を奪われたり盗まれたり打たれたりで疲労困憊気味だから責任取ってよね、最高にかっこいい4人のお兄さんたち。
 
 
 
 

*1:ゴゴスマ内でのコーナーの1つ。金曜日は主にふぉ〜ゆ〜が担当している。

*2:辰巳、松崎

*3:CBC系列のふぉ〜ゆ〜の冠ラジオ

*4:福田・越岡

*5:Mコンのリハ中に福ちゃんとマツによって作られた曲。肋骨の辺りを手で叩きながらひたすらに“肋骨ミュージック♪”と歌い続ける最高にシュールだけど最高にクセになる曲。