午前1時28分

今日を最高に生きていこう

私がジャニーズWESTのオタクになるまでの備忘録

 

KinKi Kidsとふぉ~ゆ~のオタクである私が、新たにジャニーズWESTのことも応援していこうと思うようになったのは昨年の春のことです。

ただ、私には「○○でWESTにハマった!」といった明確で劇的なきっかけがありません。気が付いたらぬるっとWESTのオタクになっていたので、いわゆる沼落ちブログというものを書こうとは思っていませんでした。ですが、この1年ほどですかね、WESTのことが好きになったよーという旨のツイートやブログがよく見受けられるようになり、私も大したものではなくてもWESTを好きになるまでの経緯を書いてみようかなぁと影響を受けまして、3年ぶりにはてなブログを開いてみました。面白いかどうかはわかりませんが読んでいただけたら幸いです。

一応時系列で書いております。

 

 

ファーストインプレッション

ジャニーズWESTの存在を知ったのはデビュー発表されたカウコン。当時私は嵐のオタクで他のグループにはほとんど興味がなく、"へー、新しく関西からデビューするんだー"くらいのもんでした。デビューに関するあれこれは詳しくは知らないものの概要はTwitterなどでなんとなく知っていて、7人でデビューが決まった時は外野の人間ではありましたが、ファンやメンバーが望む形でデビューできて喜ばしいなぁと思った記憶があります。

そして時は流れ、私は嵐しか興味のなかったオタクからキンキとふぉ~ゆ~を掛け持ちするオタクに変貌したのですが、そのまた数年後に掛け持ち先を増やすことになるとはこの時は思いもしませんでした。

 

 

『ええじゃないか』の威力

以前、音楽特番の番協に当選し某局内のスタジオでジャニーズを含め多くのアーティストの歌を生で見たことがあります。その時私はキンキのファンクラブで当選しており、キンキが目の前で歌っている時はそりゃあもう大興奮で忘れられない思い出になったのですが、他にも印象的な人たちがいました。

 

言わずもがな、ジャニーズWESTです。

 

WESTはスタジオではなく別場所からの中継でした。WESTがスタジオにいないのはちょっと残念だなぁと思っていたのですが(どうせなら出演するジャニーズ全員をこの目で直接拝みたい!という欲まみれの精神)、彼らがええじゃないかを歌い出した途端にあら不思議、楽しくてしょうがない。

 WESTもWESTのファンもいないスタジオで他グループのファンたちがええじゃないかを夢中で踊っていました。そもそもWESTの歌唱中、スタジオにいる我々は頑張って盛り上げなくてもいいんです。テレビには中継先の映像しか映らないんだから。それなのにみんなごく自然とええじゃないかを踊るんです、グーサインにした腕をぶん回しながら、すごく楽しそうに。

スタジオ内にいたジャニオタの一体感と謎に体内から湧き上がってくる高揚感、今でも覚えています。ええじゃないかのあとに歌ったバリハピもピースフルなほっこり楽しい曲で、この日から「WESTの楽曲=めっちゃ楽しい」という方程式が私の中で出来上がりました。

 

 

WESTの真骨頂を知った日

2015年末のMステスーパーライブ、その年のWESTの歌唱曲は『ズンドコ パラダイス』で、私は自宅で彼らの歌唱を見ていました。ええじゃないかを始めとしてWESTの楽曲がはちゃめちゃに楽しいということは前述した通り、この身を持って知っています。ズンドコパラダイスもその一つだと感じていましたが、私にはWESTについてまだ知らないことがありました。

 

ジャニーズWEST本人たちがものすごく楽しそうに歌っている。オタク以上に楽しそうにしている。見ているこちら側に楽しさがこんなにも伝わってくる、すごい。

 

前述の音楽特番では自分自身が楽しむばかりで踊り狂っていたため、WESTが楽しさいっぱいに歌っていることに気が付かなかったんです。だから彼らが歌っているところをしっかりと見たのはこのMステが初めてで、7人全員が溢れんばかりの笑顔で「今!!めちゃくちゃ!!楽しい!!」と心の声が聞こえてきそうな姿に好感度が上がりまくりでした。そして、もう1つ気付いたことがあります。

 

ジャニーズWEST、歌が上手い。

 

ズンドコパラダイスはAメロBメロに全員のメンバーソロがあり、歌い繋いでいく歌割りです。それがデカかった。全員歌が上手い。しかも生歌。びっくりしました。

ずっと笑顔で楽しそうな上に歌も上手いだなんて……ジャニーズWEST、めちゃめちゃ推せる……!と、WESTへの印象がガラリと変わった瞬間でした。今思うと、このタイミングで彼らの持ち前の明るさと歌唱力に気付けたことは私にとって大事な出来事だったのかもしれません。

 

 

恋の音がする歌声

Mステのズンドコパラダイスを見て以降、キンキと同じ歌番組にWESTが出演した時やWESTが歌番組に出演しているところに遭遇した時には、今回のWESTは何を歌うのかな〜と気にするようになりました。

 

ある日、当時気になり始めていた女性アイドルグループがMステに出演すると聞いて録画していたのですが、同じ日にWESTも出演だったので一石二鳥だ!と喜んでいました。(WEST主体で録画していなかったこと、今となると申し訳無さがある…)

その日WESTが歌っていたのは『人生は素晴らしい』。夏らしい爽やかな曲調に、人生にちょっと疲れている人に寄り添ってくれる歌詞、可愛らしいオーバーオールのデニム衣装。WESTの元気いっぱい楽しさ満点な雰囲気にぴったりな曲だなぁと思って見ていたら、その時は突然訪れました。

 

……待って、濵田さんの歌声めちゃくちゃ綺麗じゃない…!?え、その後の神山さんもめちゃくちゃ良い歌声してる…!!こんな逸材隠し持ってたのかジャニーズWEST!!!!!

 

おそらく隠してたつもりはないでしょう。私が今まで気付かなかったのです。ズンドコパラダイスでは曲の世界観に合わせたコミカル寄りの歌い方だったので、2人のシンプルな歌声を聴いたのはこの時が初めてでした。

どちらも歌がものすごく上手で度肝を抜かれるとはこのことかと思いました。濵田さんの歌声は優しさの中にちょっとの甘さと切なさを含んでいる印象を受けて、聴く人を柔らかく包み込んでくれるような歌声だなと。対して、神山さんの歌声は聴く人に真っ直ぐ突き刺さってくる且つしなやかさも持ち合わせている印象で、別の人の曲を歌っても自分の歌にできそうな良い意味で個性の強い歌声だなと思いました。

 

どちらも素敵な歌声ですが、私は特に濵田さんの歌声にものすごく惹かれました。聴いた瞬間からどうにも抗えない「この人の歌声が好きだ!!」という感情が湧き出てきたんです。濵田さんの歌声をもっと聴いていたいとさえ思いました。たぶん私は濵田さんの歌声に恋をしたんでしょうね、当時その自覚はなかったけれど。

 

余談ですが、この時の歌唱終盤でカメラアピールに勤しむ濵田さんや、セットに置かれていたカニの入った虫カゴを手に持ってくる小瀧さんを見て余計に好感を持ちました。ジャニーズWEST、愉快で最高。

 

 

WESTの解像度が上がっていく日々 

私が濵田さんの歌声に恋に落ちる少し前、長年の友人が突如として小瀧さんにハマる事件が起こりました。その友人とは元々嵐が好きという共通点で仲良くなったのですが、そんな友人からいきなり「ジャニーズWESTの小瀧くんにハマりつつあるんだけどどうしたらいい!?」という旨のLINEが届き、あまりの突然さに驚きました。きっかけは嵐の大野さん主演・小瀧さん出演のドラマ『世界一難しい恋』だったそうで、そこから友人はあれよあれよと言う間に小瀧さん及びWESTに転がり落ちていきました。

 

その後、私は私で前述したように濵田さん神山さんの歌声の良さに気付き、WESTへの好感度はうなぎのぼりでしたので、友人との会話の中でWESTの話題が出てくる回数が自然と増えていきました。そして今まで以上にWESTの話題がよく目に留まるようになりました。

WESTが歌番組に出演すれば熱心に視聴し、WESTの新しいお仕事が決まれば友人と一緒に喜び、TwitterでWESTのおもろエピを見かける度に好感度は上がる一方。徐々に徐々にWESTに対する視野が広がっていきました。

ですが、この時は「推しグループ以外の中で最も好感度の高いグループ」という認識止まりでそれ以上踏み込もうとは思っていませんでした。

 

 

京セラドームに立つ7人ときっかけの1曲

2017年の春頃、友人が初めてWESTのコンサートDVDを買ったというので今度会った時に鑑賞会をしようと約束をしました。友人が購入したのはジャニーズWEST 1stドームLIVE 24から感謝届けます』。それを観ることができたのはお互いのスケジュールもあり秋頃になりました。

 

初めてWESTのコンサート映像を観るので私はとてもワクワクしていました。彼らは自分たちのコンサートで一体どんなパフォーマンスをするのだろうかと。歌が上手いので期待値も高かったです。そしてコンサート映像を観ていく中で、WESTのパフォーマンス力の高さを改めて実感しました。

WESTの代名詞とも言えるような元気いっぱいな曲からクールでかっこいいダンスナンバー、しっとりとしたバラードや終いにはパラパラを踊るようなぶっ飛んだ曲まで。楽曲がバラエティに富んでいる。それらをしっかりと歌いこなせるジャニーズWESTのポテンシャルどうなってんの!!???と思いました。歌だけではなくダンスも上手い、MCも面白い、会場を盛り上げる力もすごい。ジャニーズWEST、マルチがすぎる。

 

WESTのコンサートは初見でも楽しめる要素がたくさんあって素敵だなと大満足で鑑賞会を終えたのですが、24コンで歌われていた曲の中で鑑賞会後ずっと頭から離れないフレーズがありました。頭の中で繰り返される「ソーベイビアイラビュッ♪」「ソーベイビアイニジュッ♪」というメロディ。

そう、『100% I Love You』です。

ジャニーズの王道とも言える恋のキラキラを感じられる可愛らしい曲。鑑賞会で初めて観た時からこの曲好きだなー!とは思ったのですが、その後数日経ってもサビの印象的なメロディが忘れられず(耳で記憶するのが得意ではない私にとって結構すごいこと)。友人に曲名を聞き出してCDをレンタルしました。鑑賞会では1回しか聴いていないのもあってサビ以外はうろ覚えだったのですが、改めて聴いていく中で曲の良さがどんどん見えてきて、耳と心が楽しさやきらめきで満たされていく感覚になりました。

 

まず、大好きな子からメールの返信が来てちょっと浮かれちゃうところから始まる歌詞がとても良い。おそらく、この曲の主人公は同じ学校に通う女の子に片思いをしている10代の男子学生だと私は思っているんですが、彼らの連絡ツールがLINE等のSNSではなくメールなのがすごく良いなと。青春時代をスマホではなくガラケーで過ごしてきた人目線の歌詞が自分の青春時代と重なってグッときました。

相手からの返信が遅くて少し不安になったり、話題が途切れなくて夜中まで延々メールしたり、メールの話題をまた明日学校で話せるなぁってワクワクしたり。そういうガラケー世代の青春の思い出みたいなものが歌詞に盛り込まれていてとても好きだなと思いました。たぶんWESTも10代の時ガラケーを使っていただろうからこういう歌詞になったのかな?と勝手に思っています。

そして、明るくてポップな曲調が歌詞とバッチリ合っていて素晴らしい。サビは特にキラキラしていてキャッチーで、10代特有の恋のドキドキ感が伝わってくるようだなぁと思いました。

 

WESTの楽曲でここまで好みド真ん中なものはこの曲が初めてでした。「あなたがWESTの曲の中で最初に好きになったものは何ですか?」と問われたら、私は間違いなく『100% I Love You』だと答えます。この曲がなければ、もしかしたら今の私はいなかったかもしれません。

 

 

気が付けばそこは楽園の入り口

100Loveと出会ってからも私はキンキとふぉ~ゆ~のオタクとしての生活を送っていましたが、その中でWESTに触れる頻度は格段に上がりました。(大きな声では言えませんが…)ネットを徘徊していて気になった曲はレンタルするようになり、WESTの新曲リリース時期のMステは必ずチェックするようになりました。

友人とのLINEを遡ってみたら、炎の転校生とファミマのコラボ商品買ってたし、卒業バカメンタリー毎週観てたし、プリンシパルカップリング曲で濵田さんの歌割りが多いことに歓喜してたし、重岡さん濵田さんがラジオで『ふぉ~ゆ~は優しい、良い人しかいない』って言ってくれたと聞いて「そんなふうに言ってくれる2人もめちゃくちゃ良い人!」って感動してたし、Twitterで見かけた濵田さんの素敵な目撃情報に沸いてたし、2018年の秋には友人に「WESTのコンサート行ってみたい!」ってWESTV!横アリ公演の申込みを依頼してました(残念ながら落選して行けず)。友人との鑑賞会から1年ほどでコンサートに行きたいとまで思わせるジャニーズWEST、すごいです。

もしWESTV!に当たっていたら、そこでWESTにどハマリして落ちていたかもしれません。沼に転がり落ちるきっかけがコンサートというのはドラマティックでとても素敵です。実際、私は軽率にキンキのコンサートに行ったことがきっかけで秒速でキンキオタクになりました。でも冒頭で書いたように、WESTに関してはそのきっかけが一体何だったのか思い当たらないんです。思い当たらないですが懸命に思い返してみました。

 

確か2019年の2月下旬頃だったと思います。先の現場も当分なく、なんか暇だなぁと思ってた時に無性にジャニーズを摂取したくなり、なんとなくネットでWESTの動画を見始めました(良くない)。そこで気になった曲をレンタルしに行って、WESTの曲を聴きまくって、また動画を見て(だから良くない)、気が付いたら動画を見てから寝るのがルーティーンなっていました(本当に良くない)。

そして、毎日WESTを浴びていく中で非常に気になるものが出てきました。ジャニーズWESTのカレンダーです。ネットでチラッと中身を見かけたのですが、写真のビジュアルがとても良くどれも私好みのものばかりで、特典のWEST文庫もメンバーがそれぞれ100問100答している内容と知ってとても気になりました。卓上に置ける週めくりカレンダーだったのも魅力的でした。この時カレンダーは既に発売されていましたが、購入するかどうかものすごく迷いました。私にとって推しグループ以外にお金を落とす行為は危険だと思っていたからです。コンサートは当たれば行きたいなくらいにしか思っていなかったけれど、カレンダーは明確に欲しいという気持ちがあって、購入を決断すれば今後他のWESTの商品も欲しくなるに決まってる……これ以上好きになって掛け持ちを増やすわけには……という葛藤がありました。

が、結局カレンダー買いました。己の欲望には勝てませんでした。友人に相談までして「よし、買おう!」と思った時にはネットショップでは軒並み売り切れでめちゃくちゃ焦って在庫のある店舗を探し回ったくらいです。

 

これでWESTオタクへの道を一歩踏み出してしまった自分はこの先どうなっていくのか、順調に歩を進めていきオタクとなるのか、それともこの時だけだったと歩みを止めるのか、自分のことながら未知数だなぁと思っていた矢先のことです……

 

ジャニーズWESTデビュー5周年!デビュー日の翌日にニューシングル発売!パパジャニWEST配信決定!しゃべくり007に初登場!テレビ、雑誌、怒涛の露出祭り!

 

これはもう、WESTオタク街道を爆走するしかないじゃないか……!!!!!

 

タイミングが良すぎました。WESTへの興味が高まり、限りなく好きに近くなっている時にWESTがデビュー5周年を迎え、次から次へとおめでたい話が舞い込んでくる。カレンダー購入時の葛藤はどこへやら、5周年のお祝いと称しアメノチハレの初回盤を購入、パパジャニWESTが始まると知った時にはParavi入会を秒で決めました。そして5周年イヤーの怒涛の露出により短期間でWESTをたくさん摂取した結果、

"この人たちのことをもっと知りたい、もっと見ていたい。WESTのこれからを、一挙手一投足を見逃したくない!!"

そう自覚した私は自分の気持ちに抗うことなく、ぬるりするりとジャニーズWESTのオタクになっていったのです。

 

 

虹色に光り輝く7人よ、ともに走らせておくれ

WESTのオタクになってからの日々は常に楽しいで溢れていました。新しく誰かを好きになった時の高揚感、好きな人たちについて何か知る度に感じられる喜び、毎日が新鮮で目に見えるもの全てが輝いて見える。この特別な感覚をまた味わえるとは1年半前までは思っていませんでした。

 

5周年を迎えてからのWESTはどんどん活躍の場が広がって、目に見えて「売れてきた」と実感しています。そんな中、パパジャニWESTやワールドカップバレーのスペシャルサポーター、Johnny's World Happy LIVE with YOU、最近で言うと最新シングル『証拠』の歌唱披露などでWESTに興味を持ってくれたり、好きになってくれたりした人がたくさんいました。

自分が好きな人たちのことを誰かが好きになってくれる、オタクをやっていてこんなに嬉しいことはありません。そんな嬉しい瞬間がこの1年半でたくさんありました。もし5周年のタイミングでWESTを好きになっていなかったら、これまであった数々の嬉しい瞬間に出会うことはなかった。私は最高のタイミングで好きになったんだなぁ、WESTを好きになれて本当に良かったなぁと思っています。

 

目指す先は「国民の友達」と掲げているジャニーズWEST。「国民のアイドル」じゃなくて「国民の友達」なところ、WESTらしくてとても好きです。私は彼らがこの目標にいつか辿り着くことができると本気で信じています。『これからたくさんの人に愛されるグループになる』、彼らを見てると心からそう思えます。その道は簡単に進めるものではないかもしれないけど、ゆっくりかもしれないけど、彼らなりの方法とペースでいつかきっと。

その日が来るのを楽しみに、私はこれからも"泥臭く生きる最高に熱い陽気な7人"を応援していきます。

 

 

最後に一つ。 

 

みんな!!!ジャニーズWESTにハマるなら今のうちだぞ!!!!!!!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

年が明けた朝に元嵐担が思うこと

 

2016年末、1つのブログが話題になりました。ご存知の方もいると思います。嵐に関する例のブログです。

私はずっと例のブログについて意見を述べることをしませんでした。なぜなら嵐に対して同じように憤りを感じ、同じようなブログを書いたことがあったからです。どのように意見を述べたら良いか迷った挙句、何も言いませんでした。

私が過去に書いたブログは嵐から一旦距離を置くことを報告する内容ではありましたが、言っていることは例のブログと大差ないのではないかと自分では感じています。よく炎上しなかったなと思います。(ほんのちょっとしたけど)

あの頃は、突然出会ったキンキが魅力的すぎて理想的すぎて嵐の悪いところばかりが目に入っていました。でもそれは、私の価値観が変わっただけで嵐は何も悪くなくて、嵐のせいにして自分を正当化させて、キンキを比較対象にして、最低だったと今はそう感じています。ですが、嵐と嵐ファンの輪の中にいることが苦しくて輪の外に出て遠くから嵐を見ることを決意したあの頃の自分の選択は間違っていなかったとも思っています。あのまま輪の中にいたら私はきっと酷いアンチと化していました。今の私にはお茶の間ファンでいることが1番良かったというか、変に憤りを感じることなく楽に嵐を見ることができるのだと思います。

 

長々とあの頃の自分を語ってしまいましたが、私が今日このブログを書こうと思い立ったのは昨日の紅白の大トリで歌う嵐を見て今の嵐は私が嵐を好きになった時と何ら変わっていないと思い知らされたからです。

相葉さんが涙し、他の4人が目に見える形ではないけれども相葉さんを支えようとしていた姿は私の大好きな嵐でした。ここからは私の憶測でしかないですが、相葉さんは紅白の司会が決まってからずっと不安やプレッシャーと闘っていろんなものを背負ってきたんだろうなって。背負っていたものにはもしかしたら紅白の舞台に立っていなかった先輩のこともあったかもしれなくて。それでも、本番では緊張はしていたけれどそんなことを微塵も感じさせずに司会をしていて。そして嵐として歌う時、初っ端から相葉さんは泣きそうな顔をしていて、でも懸命に涙を堪らえようとしていて。でもやっぱり堪えきれなくて。そんな相葉さんを見ていたら涙が止まらなくなりました。涙する相葉さんを見て優しく微笑む4人を見て余計泣きました。私が純粋に嵐を好きだった頃のままの嵐が今そこにいると感じました。紅白という大舞台で大トリを務め上げた嵐はとてもとてもかっこよかったです。「相葉さんが優勝旗を持つ姿を見たかった。優勝旗を持つ相葉さんを見て喜ぶ4人が見たかった。」結果発表からほぼ半日経った今でも駄々をこねるように言っています。

正直に言うと、嵐の悪いところが目に入ってしまう癖が根付いてしまっていて未だに抜け切れません。でも、昨日の紅白を見て今までの自分が恥ずかしいと思いました。無駄に粗探しをしたり他と比べたりするのはもうやめよう、そんな自分は嫌だと。人生一度きりなのにそんなことに費やしている時間が勿体無いと。純粋に嵐を見て楽しい時間を過ごしたいと心から思います。早くそんな時間が過ごせるように努力します。

 

 

私は、好きだったアイドルの悪いところしか見えなくなることや、その結果嫌いになることって誰にでも起こりうることだと思うんです。だから、“嵐を嫌いになるルートまっしぐら”な状況になりかけた私は例のブログを書いた方のことを全否定することはできないです。(全肯定することもできませんが)

「私は絶対自担を嫌いになることはない」と思っている方もいると思いますが、人生に於いて『絶対』と断言できることってほとんど無いんですよ、悲しいけれど。ですが、逆に嫌いだった人を好きになる可能性だって大いにあるんです。激しく大きなお世話でしょうが、私は例のブログを書いた方がいつかまた純粋に嵐を好きになれる日が来ればいいなと思っています。そしてお前何様だよと思うでしょうが、その日が来たら嵐ファンの皆様には「おかえりなさーーーい!!!」と温かく迎え入れてほしいと願っています。

私もいつか嵐にガンガンお金を費やすオタクに舞い戻るかもしれません。その時は「あ、帰ってきたの。おかえりー」くらいでいいのでよろしくお願い致します。

 

2016年は『人生は何が起こるか分からない』と改めて痛感する年でした。だからこそ、2017年はより一層、大好きな人達の『今』を全力で大好きでいたいと思います。

このブログを読んでくださった皆様と、ジャニーズ事務所に所属する全タレント並びにそのファンの方々にとってより良い1年になりますように。

世界中が幸せになれーーーー!!!!

 

 

余談:KinKi Kidsは今年“こそ”20周年です!!!よろしくお願い致します!!!!(深々と頭を下げながら)